懐かしのブライアン・イーノ

ブライアン・イーノと聞いて「なつかしー!」と叫ぶ人って
どのくらいいるだろう・・・僕だけ?(笑)

ロサンゼルス出身の作曲家ハロルド・バッドとの共作アルバム
Ambient 2: The Plateaux of Mirror(1980 邦題は『鏡面界』)から
『ファースト・ライト』





自分は高校時代にいちおう文芸部に所属していまして
ほとんど『ソロ活動』を自認していたわけだけど
何人か仲間もいないわけじゃなかった。
『けいおん』で例えれば、のどかちゃん的な友人の助けとか、
あずにゃん的な前向きな後輩とか・・・

センバイは、主に二人でした。
一人は太宰好きで、文語調の作文をする割に
なかなか叙情的な詩を書く人。
もう一人は、文章での創作はあまりしないけど
前衛的な知識がすごくある人。

その前衛好きのセンバイと会話をしているとき
いつも名前が出てきたのがブライアン・イーノなんです。

環境音楽の先駆者として知られるブライアン・イーノですが
当時は弟と組んだイーノ兄弟のユールロック(ヨーロピアンロック)
としてのほうが、まだいくぶん知名度はあったかも。
今聞くと10ccとも近い、優しくディープなサウンドですね。
ただ、やっばり面白さには欠けている感じがしてしまう。
やっばりイーノの本領は環境音楽でしょう。

高校時代のマイナーな文芸活動で、マイナーな曲を聴いて、
まさにすみからすみまでアンダーグラウンドで、
それも、同じアングラでも下北沢の演劇みたいなのだったら
まだタモリや赤塚不二雄に通じる知名度があったと思うけど
ブライアン・イーノは本当に暗くて・・・

でも、今になってみると、じつは、各地の美術館や、
デパートのおしゃれな一角で流れているBGMが
普通にブライアン・イーノだったりするし、
なんとWindows95の起動音がイーノの作曲だったらしい。

ブライアン・イーノの良さは、地味で暗いながらも、
つねに独特の清楚な響きが含まれていることかもしれませんね。

「人の内面はドロドロしたもの」とはよく言われることだけど、
そればかりでもない、ピュアな深みがあることも
事実じゃないかなと、あらためてしみじみ思ったりします。


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